西東京市田無町耳鼻科 耳鼻咽喉科ヒロクリニック|嗅覚障害

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嗅覚障害

嗅覚障害について

嗅覚障害とは、鼻がつまっているわけでもないのに、鼻が利かなくなる疾患です。匂いは鼻の奥にある「嗅粘膜」に“におい物質”が付着し、それが嗅神経を刺激して大脳へと伝わります。この経路のどこかに障害が生じれば、人は匂いを感じなくなります。

嗅覚障害の原因と治療

嗅覚障害は原因によって、呼吸性、嗅粘膜性、混合性、中枢性の4つに分類されます。

呼吸性は、匂いの分子が嗅粘膜というセンサーまで届かない状態で、原因となっている鼻づまりやアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などが解消すれば、嗅覚はすぐに戻ります。嗅粘膜性は風邪のウイルスなどによって嗅粘膜、つまり匂いのセンサーそのものに障害が生じている状態です。薬物で治療しますが、回復しないケースも見られます。混合性は、呼吸性と嗅粘膜性が同時に起こった場合です。中枢性は頭部外傷などによる神経損傷が原因であり、現在のところは有効な治療法は見つかっていません。また、嗅覚障害の原因として多いのが慢性副鼻腔炎(蓄膿症)で、全体の40%くらいを占めていると言われます。

慢性副鼻腔炎では呼吸性の障害が多いため、鼻の手術を行って換気が良くなれば、匂いの感覚も改善します。炎症やウイルスによって嗅粘膜に障害が生じたと考えられる場合、治療としては神経を活性化させるためのステロイド剤の点鼻やビタミン剤の内服がメインになります。回復するかどうかについては、個人差が大きくなります。どのような原因であっても、そのままにしておくと回復が困難になりますので、早めに耳鼻咽喉科を受診なさるよう、お勧めします。